質問129 「-(하)니」と「-ㅆ(했)더니」どんなニュアンスの違いがありますか?

Q) 「-(하)니」と「-ㅆ(했)더니」どんなニュアンスの違いがありますか?

A)
[1] -(하)니は二つの意味があります。

①-니까の縮約形: 単に後で気づく。 

집에 가니(까) 12시였다. 家に帰ったら12時だった。
밥을 먹으니 배가 부르다 ご飯を食べたらお腹がいっぱいだ。

この意味では、-았/었더니とニュアンスが似ていますが、-았/었더니ほど強調にはなりません。

 

②-니は-아/어 보니の形でよく使われ、経験したことを表します。

한국에 가 보니 너무 추웠다 韓国に行ってみたらとても寒かった。
막걸리를 먹어 보니 맛있었다 マッコリを飲んでみたら案外美味しかった。

 

[2] -았/었더니は「ーをした結果-になる」
AをしたらBが分かったとのニュアンスで「B」を強調します。

막걸리를 먹었더니 머리가 아프다 マッコリを飲んだら頭がいたい。
(マッコリを飲む前まで、頭が痛くなるとは知らなかった)

マッコリのせいで、頭が痛いことを強調する場合は먹었더니が自然です。

막걸리를 먹으니 머리가 아프다は少し不自然で、먹었으니はさらに不自然です。
먹었으니は막걸리를 먹었으니 숙취 해소를 위해 북어국을 먹자のように「マッコリを飲んだから、次はこうしよう」との提案、勧誘の表現を使うか、막걸리를 먹었으니 머리가 아픈 것도 당연하지のように「ーして当然だ」のように使うのが自然です。

 

つまり、過去の行動によって生じた今の結果を強調する場合は「-니」より、「-았/었더니」を使ったほうがいいと思います。

낫토에 계란을 넣어서 먹었더니 훨씬 맛있었다.
納豆に卵を入れて食べたらもっと美味しかった。

청소를 안 했더니 방에서 냄새가 났다
掃除をしなかった部屋が臭かった。

청소를 안 하니 방에서 냄새가 났다でもいいですが、普通は
청소를 안 하니 방에서 냄새가 나는 거야「普段掃除をないから、臭いんだよ」のように使うことが多いです。

もちろん、-았/었더니は提案などには使えませんが、-니は使えるの大きな違いの一つです。

시간이 없으니(까) 서두릅시다.
時間がないので急ぎましょう。

 

 

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質問129 「-(하)니」と「-ㅆ(했)더니」どんなニュアンスの違いがありますか?」への2件のフィードバック

  1. 질문을 하고 싶은데요..괜찮으시면 가르쳐 주세요ㅠㅠ
    고 보니、は、後から気付いたことを強調する。と見たのですが、
    고 보면はどうなんでしょうか。。?

    • 返信が遅くなってごめんなさい。

                    *~고 보니(~てみたら)は 文末語尾が過去になります。

                    例)사고 보니 같은 디자인의 옷이 집에 있었다.

                    듣고 보니 그 사람은 아는 사람이었다

                    *~고 보면は~고 보니と日本語の訳は同じですが仮定や条件の意味なので文末語尾が現在形か未来形になります。

                    例)그 사람을 알고 보면 좋은 사람이라는 걸 알거야

                    그 노래를 듣고 보면 그때의 추억이 생각 나요.

       

                    以上です。^^

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