質問72 「아/어 지다」vs「게 되다」の使い分けが難しいです。

Q)「아/어 지다」vs「게 되다」の使い分けが難しいです。


変化を表す表現に「아/어 지다」と 「게 되다」がありますよね?
本によっては「아/어 지다」は形容詞の変化を「게 되다」は動詞の変化をあらわすって解説されてる本もるんですが、実際使用されてる韓国語では動詞でも「아/어 지다」を使用してる場合があるように思います。

違う本を見たら形容詞と動詞で区別して使用ではなくて「아/어 지다」は自然に変化していくのに対して、「게 되다」は人為的なきっかけによる変化という解説を見ました。「形容詞と動詞で区別」して考えるのか、それとも「人為か自然か」で区別して使用するのか、何だか頭が混乱してきました。。

あと、재미있다, 맛있다などのように形容詞で後ろの部分が있다がつく場合も「재미있어 지다」のように使用するものでしょうか?

 

A)
①変化を表す表現で形容詞として自然なのは-아/어지다です。
上に書いてあるように自然に変化していく意味です。

해가 뜨자 방이 밝아졌다. 日が登ると部屋が明るくなった
여름이 되면서 날이 길어졌다. 夏になるにつれて日が長くなった。
키가 커졌다. 背が高くなった。
스무살이 되면서 더 예뻐졌다. 二十歳になってもっと可愛くなった。
갑자기 배가 고파졌다. 急にお腹が空いて来ました。 

上の文章は自然に変化していくことなので、밝게 됐다. 길게 됐다. 크게 됐다. 예쁘게 됐다. 고프게 됐다は不自然です。

 

②では、-게 되다はいつ使うのでしょう?日本語ですと、「ーくできた、ーく出来上がった」とのニュアンスです。

김치를 만들었는데, 맵게 됐다. キムチを漬けたが、辛く出来上がった。
성형수술을 했는데 코가 예쁘게 됐다. 整形手術を受けたが、鼻が可愛くできた。
집을 지었는데 멋있게 됐다. 家を建てたが、格好良く作られた(できた)
밥을 만들었는데, 맛이 없게 됐다. ご飯を炊いたが、美味しくなくできた。

 

③動詞の場合も아・어지다を使います。その時は受け身、可能形(自然にーになる)、の意味になります。

이 볼펜은 잘 써지네요. このボールペンはよく書ける。(쓰다 書く<->써지다 書かれる)
이렇게 외우니, 잘 외워지네요. このように覚えると、よく覚えられますね。(외우다<->외워지다)
눈이 일찍 떠졌다. 目が早く覚めた。(뜨다 <-> 떠지다)
출근시간이 7시로 정해졌다. 出社時間が7時に決まった (정하다 <->정해지다)

 

④재미있다, 맛있다などのように形容詞で後ろの部分が있다がつく場合も「재미있어 지다」のように使用します。

드라마가 점점 재미있어지네요. ドラマが次第に面白くなってきましたね。
소금을 넣었더니 맛있어졌어요. 塩を入れたら、美味しくなりました。

 

 

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